[社長ブログ] Vol.3『炭焼き焙煎コーヒー』の違いや特徴!焙煎方法の種類(直火焙煎・熱風焙煎・半熱風焙煎)など

社長・石井 直樹のコーヒーブログ
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こんにちは。

フレッシュネス株式会社 社長の「石井 直樹」と申します。



私は、世界や日本のコーヒー業界の片隅で50数年の経験があります。

その内、海外生活が8年。
日本に帰国してからも、海外のコーヒー会社と20年以上のお付き合いをさせていただいております。

色々な事がありましたが、過去の出来事や、コーヒーやコーヒー事業に関しての基本的な常識や知識などを少しずつ書いていこうと思っています。



このブログに書くことは私の独断と偏見で書かれたものもあり、事実とは異なっていることもあるかも知れません。
でも、コーヒーを心から愛するものの一つの意見だという事を前提に、興味を持って読んでいただければと思っています。

 

今回は、「炭焼き焙煎コーヒー」について。

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主なコーヒー焙煎方法(種類)

主なコーヒー焙煎方法には、「直火焙煎」「熱風焙煎」「半熱風焙煎」などの種類があります。

「直火焙煎」

「直火焙煎」は直接火を当てて焙煎するやり方で、コーヒー豆の風味や香りなどの個性を出しやすい焙煎方法です。

大量の焙煎には適していないため、自家焙煎業者の方々が使用することが多いです。

「熱風焙煎」

「熱風焙煎」は直接火を当てるのではなく、熱風をドラム缶に入ったコーヒー豆に送る焙煎方法です。

大量の焙煎に適しているので、主に大きな焙煎会社やチェーン店などで使用されています。

「半熱風焙煎」

「半熱風焙煎」は「直火焙煎」「熱風焙煎」の両方の要素を取り入れた、直火の熱と熱風の両方を使う焙煎方法です。

「炭焼き焙煎」とは?

日本独特の焙煎方法として、「炭焼き焙煎」があります。

炭焼きにこだわりを持つ企業が使用していることが多い焙煎方法です。

 

ガスや電気などの火ではなく炭火を使って焙煎する、直火焙煎の一種です。

「炭焼き焙煎」の違いや特徴

炭焼き焙煎」とその他の焙煎方法との違いは、遠赤外線で焙煎するという事になります。

遠赤外線だとコーヒー豆の中心まで焙煎できるため、均一にコーヒー豆が焼けるというのが特徴です。

 

火力を上げるために、日本では備長炭を使って焙煎しているコーヒー業者が多いです。

火力が強い事から固いコーヒー豆が均一に焙煎できるので、非常に香りの強い、更にはスモーキーな味のコーヒーに仕上がります。

(一般的に品質の良いコーヒー豆は固いとされています)

 

比較的丸く柔らかいロブスタ種のコーヒー豆や、水分の少ないブラジルのアンウォッシュドの単品コーヒー豆だと苦味ばかりの焦げ臭になってしまい、コーヒーの風味も味覚もなくなってしまいます。

炭焼き焙煎はアラビカ種の固いコーヒー豆ほど、その炭焼き焙煎の良さが楽しめると思います。

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